デルタエリア
リッチモンドの南に流れるフレーザ川を渡ったすぐのところに位置しており、こじんまりとしたダウンタウンがあり、長閑な雰囲気がある。
同地域には国立野生動物保護区域もあり、自然が溢れている。
海抜が低く、交通の便も良くないため価格はその分安いが、ラッシュアワーにはリッチモンドとラドナーをつなぐ海底トンネルの周辺が常に混雑している。
(このトンネルは緊急な補修工事が必要な状況にあるとも言われており、利用者からの不安や不満が大きい。予定されていた架橋工事が2017年に州の政権がNDPに移行されてから予中断されてしまったが、2024年から$3.5billionの費用をかけ、8車線のトンネルへのリニューアル工事が開始されることになっている)
住民は白人が比較的大きな割合を占める。
ツワッセン
ラッドナーから車で約10分程南下したところにあり、東西は海、南はアメリカの国境(ポイントロバーツ)と隣接した地域。
白人が多く閑静な高級住宅街が広がっている。
2016年に大型アウトレットショッピングモールができてから以前よりずっと賑やかになった。(このモールは未だ開発中であり、2020年にはアマゾンの配送センターが入る予定となっている)
モールの西側に隣接したところに、コンドミニアム、タウンハウスを大規模開発している。このエリアにある物件は、ネイティブインディアンの所有の土地で海のすぐ横にあり、海抜の低さと地盤の弱さが気になるが、永住権がない人でも外国人追加取得税(購入価額の20%)を支払う必要がない。(詳細はこちら)
リッチモンドやラドナーと比べ海抜が高いエリアが大半を占め一部の地域を除き液状沈下の心配が少ない。(南側の高台にあるエリアからはバンクーバーの絶景が堪能できる)
バンクーバーアイランドへのフェリーターミナルがあり、バンクーバーアイランドへのアクセスもばっちり。$4billion以上かけ当港湾の拡張工事を行われる予定がある。
ラドナーと同じく、しばらくはバンクーバー方面に出るのに古い海底トンネルを利用することになるためその点での不安は残る。
グレーターバンクーバーで一番晴れの日が多く降水量が少ない点は大変魅力的。
ノースデルタ
サリーの西部に位置するエリアでリッチモンド、ラドナーと比べ海抜の高い地域で高速道路91番、17番沿いにあるためバンクーバーやリッチモンド、アメリカ国境等へのアクセスが良い。
お隣のサリー(サリー西側エリア)と比べると落ち着いた雰囲気があり、特に南側に位置するサンシャインヒルズは白人が多く閑静な住宅街があるため人気がある。住民の構成としては、インド人が大半を占め、日に日に増えている印象がある。