リッチモンドエリア

(香港返還を機に多くの富裕層の人々が香港の一流シェフを連れてきたという話もあり中華料理は北米1との評判も。因みにレストランの数は800件を越える)
空港、アウトレットモール、大型ショッピングセンター、スカイトレイン駅等があり利便性に優れている。新たにスカイトレイン駅がナンバー3ロードとキャプスタンウェイのところに出来る予定。(詳細はこちら)数十年後?に、スカイトレインがスティーブンストンハイウェイやバンクーバーのグランヴィルストリートまで延長されるという案もある。(詳細はこちら)
西側の海辺からは夕日がとても綺麗に見え、南西側にある日系人が開拓したスティーブンストンヴィレッジは観光地として有名。(スティーブンストンヴィレッジにつながる海沿いのサイクリングロード、遊歩道は気分転換にもってこい、スティーブストンのブログはこちら、動画はこちら)空港のすぐ北には、海と山の景色を楽しみながら散歩やバードウォッチングを楽しむことができる素敵な公園、Iona Beach Regional Parkがある。(詳細はこちら)
スティーブンストンの動画はこちら
東のエリアと南のエリアには農園が多く、いちごやブルーベリー狩りを楽しむことができる場所も多い。
坂がないため車を利用できない人やウォーキングやサイクリングが好きな人には良いが、三角州であるため海抜が低く地盤が軟弱であるのが難点。(今後数十年の間に大きな地震があることが予想されていることを考えると、津波や地盤沈下や液状化等の天災への心配は拭えない。実際、大雨後、液状化しているエリアもある。)そのため、中国人の中でも予算の余裕のある人たちは高台にあるバンクーバーやバーナビーを選ぶケースも多い。
海沿いに面した地域であるため潮風をもろに受け築年数以上に建物の外壁が傷んでいる物件も散見される。外壁の手入れには大きな費用がかかるため物件の購入時には外壁の状況をしっかりと確認する必要がある。(詳細はこちら)
強風のため、一部の地域(ダウンタウンのすぐ南のエリア等)では、年に1,2度停電があったりと生活インフラが若干不安定な一面もあり。
価格帯はバンクーバーやバーナビーよりは安く、コキットラムよりは少し高い。リッチモンド内でも、飛行機が真上を飛び交い、カジノや工場等のあるブリッジポートやリッチモンドのダウンタウン(中心地)?から離れたニューウェストミンスターに近い東側の地域はリッチモンド内では価格が低くなる。
ダウンタウンを中心に多くの高層マンションが建設中であり、リッチモンドセンター、ランスダウンモール等の大型ショッピングセンターの再開発が予定されており、街の発展とともに今後も多くの中国人の移住が見込まれる。ダウンタウンのすぐ西側にあるミノルパークには、最近、綺麗なジムやプールのあるレクレーションセンターができ、これまで以上に利便性が増し、市民の憩いの場となっている。
ブロードモアーをはじめとして、南側のエリアのNo.3ロードより西側のエリアは住宅地として特に雰囲気が良く、豪邸が多く建ち並ぶ。No.1に近いほど、白人や中国人以外の割合も高くなる印象。No.4ロードより東側のエリアは、農地に近く、インド系の人が多く、1000平米近いメガハウスも多く建つ。
古く小さめのタウンハウスも多いため、どうしてもアパートではなくタウンハウスに住みたい、郊外には住みたくない(サレーやラングレーまで行きたくない)、空港を頻繁に利用したいという人には一つの選択肢になる。ここ10年間の間、戸建やタウンハウスは、いくつかの理由により他の地域と比べあまり値段が上がっていないため、ある意味穴場とも言える。
今後、中心地に住宅地を増やすため、生活インフラを整え一部の工業地域をリッチモンドの東側の地域に移動させようとする計画がある。また、車の渋滞を減らすため、サイクリングロードを増設していく予定がある。
リッチモンドの高校の中では、IBプログラムのあるリッチモンド高校、スティーブンストンロンドン高校が評判が良いと言われている。また、全般的にNo.1に近い西側のエリアの方の高校の方がNo.5よりの高校と比べ評判が良いよう。
Richmond Golf & Tenis Country Clubをはじめとして、綺麗なゴルフ場も多く、多くのゴルファーにとって理想的な環境がある。特に、香港や中国から来た人たちには、文化的にとても溶け込みやすい環境があり、利便性もとても高いため人気がある。