リッチモンドエリア

(1990年代の香港返還を機に、多くの富裕層が香港の一流シェフを連れてきたという話もあり、中華料理は北米1との評判も。因みにレストランの数はゆうに800件を越える)
リッチモンドには、バンクーバーの国際空港、アウトレットモール、大型ショッピングセンター、スカイトレイン駅等があり、利便性がとても良い。(アバディンモールには、大型のDAISOがある等、アジア系のお店も多い)また、Richmond Golf & Tenis Country Clubをはじめとして、綺麗なゴルフ場も多く、多くのゴルファーにとって理想的な環境がある。カナダ全土でお医者さん不足な状況ではあるものの、他の多くの市よりは、お医者さんが多いというのもメリット。詳細はこちら
東部のエリアと南部のエリアには、農園も多く、いちごやブルーベリー狩りを楽しむことができる。
価格はバンクーバーやバーナビーよりは安く、コキットラム等よりは少し高い。ただし、飛行機が真上を飛び交い、カジノや工場等のあるブリッジポートやニューウェストミンスターに近い東部の地域は、価格がリーズナブル。
築年数が高い小ぶりなタウンハウスも多いため、アパートではなくタウンハウスに住みたい、郊外には出たくない、または、空港を頻繁に利用したいという人には一つの選択肢になると思われる。
現在、リッチモンドの中心エリアに、多くの高層マンションや大型ショッピングセンターの再開発が進行中で、今後も、街の発展とともに中国や香港等から多くの移住が見込まれる。
近年、ダウンタウンのすぐ西側にあるミノルパークには、綺麗なジムやプールのあるレクレーションセンターや複数のテニスコートやサッカー用のフィールド等ができた。現在は、池の周辺を再開発中であり、完成すればさらに快適になる。
南西部にある日系人が開拓したスティーブンストンヴィレッジは、夕日がとても綺麗に観え、観光地として有名。
(スティーブンストンヴィレッジにつながる海沿いのサイクリングロード、遊歩道は気分転換にもってこい。また、空港のすぐ北には、海と山の景色を楽しみながら散歩やバードウォッチングを楽しむことができる公園、Iona Beach Regional Park等もある。詳細はこちら)
スティーブンストンの動画はこちら
ブロードモアーをはじめとして、南部のエリアのNo.3ロードより西側のエリアは住宅地として特に雰囲気が良く、豪邸が多く建ち並ぶ。
No.1ロードに近いほど、白人や中国人以外の割合も高くなる印象。
No.4ロードより東側のエリアは、農地が多くなり、インド系の人が多く、1000平米近いメガハウス等も多い。
リッチモンドの高校の中では、IBプログラムのあるリッチモンド高校、スティーブンストン・ロンドン高校が評判が良いと言われている。また、全般的にNo.1ロードに近い西側のエリアの方の高校の方がNo.5ロードよりの高校と比べ評判が良い印象。
スカイトレイン駅がナンバー3ロードとキャプスタンウェイのところに増設中であり、(詳細はこちら)将来的に、スティーブンストンハイウェイやバンクーバーのグランヴィルストリートまで、スカイトレインが延長されるという案もある。(詳細はこちら)
今後、中心地に住宅地を増やすため、生活インフラを整え一部の工業地域をリッチモンドの東側の地域に移動させようとする計画がある。また、車の渋滞を減らすため、サイクリングロードを増設していく予定もある。
リッチモンドは、坂がなく、車を利用できない人やウォーキングやサイクリングが好きな人には良いが、海抜が低く地盤が軟弱であるのは難点。(今後数十年の間に大きな地震があることが予想されていることを考えると、津波や地盤沈下や液状化等の天災への心配は拭えない。大雨後、液状化しているエリアもある。)そのため、リッチモンド好きな中国系の人たちも高台にあるバンクーバーやバーナビーの家を購入するケースも少なくない。
海沿いに面した地域であるため、潮風を受け築年数以上に建物の外壁が傷んでいる物件も散見される。外壁の手入れには大きな費用がかかるため、物件の購入時には外壁の状況をしっかりと確認する必要がある。(詳細はこちら)
また、強風のため、一部の地域(リッチモンドのダウンタウンのすぐ南のエリア等)では、年に1、2度停電がある等、生活インフラが若干不安定なエリアもある。