サレーエリア

西側のエリア(ここでは主に144ストリートより西を指す。)
バンクーバーダウンタウンへ直通のスカイトレインや大型ショッピングモール等があり利便性に優れている。住人の半数近くはインド系であり、以前まではギャングによる発砲事件が頻繁に起こったりと治安面での不安があったが、ここ数年の間に改善がみられている。
ワリーエリアの北側(104アヴェニューより北側のエリア)にはホームレスのシェルターがあり、ホームレスの人たちも少なくない。最北部のフレーザーリバー沿いは海抜が低く、地盤が弱く、工業地帯が広がっていることもあり住宅の価格は安い。これまで、メトロバンクーバーの地域の中でも最も避けられてきた地域の一つだが、今後大きく変わろうとしている。(詳細はこちら)
ここ十年程の間に、サレーの北部に位置するサレーセントラルステーション駅の周辺で市役所、図書館、多数の高層マンション等が建設されたりと開発が進んでおり、以前と比べとても賑やかになった。このエリアにはサイモンフレーザー大学(SFU)の入る大型ショッピングセンターやレクレーションセンターがあり、若者も多く利便性が高い。当エリアは、セントラル・ビジネス地区として指定され、今後も大規模再開発が進む予定で、SFUの拡張(医学部の設立等)、セントラルビジネスセンターの開設、ショッピングモール及びサレーセントラル駅周辺の再開発、アートミュージアムの建設が行われ、グレーターバンクーバー内のシティーの中でも最も注目されるエリアの一つとなると思われる。ただし、治安面が改善されるにはまだ時間が必要かと思われる。(詳細はこちら、こちらもどうぞ)
サレーセントラルエリアの動画でのご説明はこちら
最近、サレー・セントラルエリア内のの南側のエリア(13737 96 Ave, Surrey、サレーメモリアル病院の隣)はヘルス・テクノロジー地区として指定された。今後、8棟のビル(総床面積100万スクェアフィート)が建てられる予定で、そのビルの中に500社のヘルス・テクノロジー企業が誘致される計画となっている。その他、UBCの分校ができることも予定されている。(詳細はこちら)サレーセントラルは、グレーターバンクーバーの第2のダウンタウンとして、今後、治安の改善や街の発展が急ピッチで進んでいくと思われる。(詳細はこちら)
ワリーの南側にあるニュートンエリアは8割位はインド系の住民で占められ、若いチンピラグループ?の喧嘩等他の市ではなかなか見られない騒動も多い。このエリアも住環境が良いとは言いにくい。
逆に南の一部の地域、サンシャインヒルズ等は、レベルのとても高い公立学校があり、白人の住民も多く落ち着いた雰囲気があり価格も高い。
サレーの人口は、今後も増え続けていくことは間違いなく(2020年、BC州への一番多くの移民者はインド人)街の発展も期待できるが、ホームレスやギャングによる事件等の問題をどう解決していくかが大きな課題となる。