Q1. どうすれば、お家をなるべく早く高く売れるでしょうか?
A1. よく不動産の売買は何よりもタイミングが大事だと言われますが、まさにその通りです。そのためまず今が売却に良いタイミングかを見極めることが大切です。
また株投資の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」という言葉がありますが、それは不動産も然りです。もう少し待てばもっと高く売れるのではないかと売却を先延ばしするのも一つの手ですが、もしマーケットの状況が悪くなく(需要がほどほどにある状況)、売主様にとって早く売られたい事情があれば、マーケットの状況を把握し適切なマーケット価格で売り出すことが、結果的に早く高く売ることにつながります。
Q2. 売り出し価格はどのようにして決めるのでしょうか?
A2. 一般的にお家の売出価格はマーケットの状況(売出物件の数、売買取引数)及びお家の周辺(同一需給圏)で直近(過去3か月程)に行われた比較可能な類似物件の取引価額をもとに決定します。
価格の決定の仕方は売却の戦略によりことなりますが、マーケットで実際に売れるであろうと思われる価格と大きく乖離しない価格にされることが望ましいです。価格が市場価格と乖離している場合、物件が長く市場に残ってしまい、結局売れるタイミングを逃してしまったり、本来売れる価格で売れなくなってしまうこともございます。
Q3. 不動産売買の代理店(エージェンシー)との売買契約の期間はどれくらいでしょうか?
A3.一番多いのが、3か月から6か月となっております。この契約はお客様のご都合でいつでも解除していただくことが可能です。
Q4. 1年の中で、売り出すのに一番良い時期はいつ頃でしょうか?
A4. 過去10年間の売買統計をみると、3,4,5,6月に売買取引が一番多く行われています。このタイミングで売却できるよう準備されると良いと思います。(物件によっては、その他の時期に売り出した方が良い場合もございます)ちなみに1月は一番取引が少ない月です。
Q5.物件の売却に際してどのような準備をしたら良いでしょうか?
A5.まず、掃除、整頓をしていただくことです。特に窓枠、トイレ、お風呂、台所等の汚れや匂い等はしっかりと取り除かれてください。お家を大切に使ってきたという印象を与えることができれば、買手に好印象を与えることができます。また、お家を広く見せるために、不必要な家具や電化製品等は見えないところにしまっておくと良いです。
Q6. レノベーションは必要でしょうか?
A6.レノベーションがされている場合、買手に好印象を与えることができるのは確かです。しかし、レノベーションは大きな手間と費用がかかります。その手間と費用にあったリターンがとれると思うのであれば、よりリターンの高いレノベーションのみを選択して行われることをお勧めいたします。一般的には、壁のペイントの塗替えや床のカーペットをラミネートに貼りかえること等が行われています。
Q7. 物件の売却のためにどのようなサービスをしてもらえるのでしょうか?
A7. マーケット状況、その他の情報のご提供、売出価格のご提案、売出準備、レノベーション等のご提案やお手伝い、オープンハウスの開催、看板の設置、広告用写真・動画撮影、パンフレットの作成、各種オンライン・オフラインサイト(MLSシステム、新聞広告、Craiglist、Facebook、ホームページ他)、買主のショーイングの立ち合い、売値交渉、各専門家のご紹介等、物件の売却のために必要な一連のお手伝いをさせていただきます。
Q8. 物件ごとの売り方の戦略はありますか?
A8. 物件ごとに売り方を変えています。比較的小さなアパートは、オープンハウスを頻繁に行うなどして、より多くの人に物件に足を運んでもらえるようにしています。価格帯の高い物件は、特定のリアルターや富裕層の買主をターゲットにすることを心がけています。シニアホーム等はオンラインよりオフラインを使ったマーケティングが効果があると思います。都心の小さめのアパートは、オンラインマーケティングを利用し、ファーストタイムバイヤーをターゲットにする方法をとっています。高価格帯の物件の場合、家具を借りてステージングする方法も使用したりしています。
Q9. お家の売却について注意すべきことはありますか?
A9. 買付申込書にサインをしたあとは、売主は契約を解除することができません。サインをする際は、契約内容をきちんと理解してからされることをお勧めいたします。また、手付金を多くもらっておくことにより、契約が成立する可能性が高まるので、手付金は多めにもらわれることをお勧めいたします。
Q10. どのタイミングで、次に購入するお家にオファーを入れると良いでしょうか?
A10. 現在お住まいのお家にオファーが入り、そのオファーの条件がクリアされ、手付金が入ったことが確認できた後に(通常オファーが入ってから10日後位)、購入されたいお家にオファーを入れられると一番スムーズです。
Q11.固定資産税評価額(BC Assessment)で販売が可能でしょうか?
A11.固定資産税評価額(BC Assessment)は、前年の7月1日に評価された価額のため、売り出す時期と時間的乖離があり実際の市場価格とは異なることが多いです。また固定資産税評価額には、建物内での物件の位置、方角、眺望、レノベーション等がきちんと反映されていないことも多く、売却時においては参考にされる程度が良いです。